急性の腰の痛みを通称”ギックリ腰”といいます。
「顔を洗おうと中腰になったとき」、「床の荷物を持ち上げようとして」、「ゴルフのスイングをしていて」、時には「くしゃみをした際に突然」といった場合に起こります。長時間同じ姿勢を続けたり、中腰の姿勢、不用意な動作がひきがねになることが多く、注意が必要です。
原因は、背骨や骨盤周辺の筋肉・筋膜・靭帯・関節軟骨等の損傷によるもの、骨盤の関節(仙腸関節)のゆるみやズレによるもの等が考えられます。
腰部に炎症を伴っている場合がほとんどなので、入浴は避け、しっかりと患部を冷却し、安静固定することが治療の基本大原則です。直後の処置を早く正確に行い、治療をしていけば、回復も早くなる症状ですので、すぐに治療をはじめましょう。